QNAPのNAS TS-251D をメモリ8GBにしてFESSを稼働させました。
結果から言えば、5分でFESSというところでしょうか?

1.NASを最新バージョンにする
2.ContainerStation(アプリ)をインストールする
3.ContainerStationを起動し、「作成」をクリック
4.アプリまたはイメージの検索 で FESS を検索
5.ヒットした「codelibs/fess 」の右側から、イメージバージョンを選ぶ
 ※この記事の段階では、latest-data-2,3,4 が選択できるが、正直何が違うのかは不明
6.インストールをクリック (でも、この段階ではインストールされないので安心を)
7.コンテナの作成ウィンドウになる
  • この画面での設定(名称、エントリーポイントなど)はお好みで
  • 画面左下部にある「詳細設定」が実は重要。まずは、左側「環境」から
8.デフォルトでは、日本時間にならないので右下の作成をクリック
  • 名称に TZ 値に Asia/Tokyo を入れる
9.続いて「ネットワーク」をクリック
  • ネットワークモードを NAT や Bridge HOSTから選択。
  • Bridgeにすると、固定IPかDHCPが選択できる。DHCPの場合、起動することにIPアドレスが変わるので要注意。
  • 起動中でもNAT-->Bridgeには変更できる。Brideg-->NATの場合は、ポートフォワーディングを追加で設定しなければならない。その際は、8080,9200,9300 の3つをすべてTCPで設定すれば良い
  • 右下の作成をクリックすれれば、実際のコンテナが作成される

左側のメニュー「概要」をクリックすると、稼働中などのコンテナが見える。起動・停止・削除もここからできる
名称をクリックすると、URLとコンソールが表示される。
  • 8080が実際のFESSの画面へのURL ブリッジの場合は、異なるが、→ 8080 になっているので間違うことは無いと思う
実際にFESSにアクセス。管理者ID・Passwordともadmin。すぐに変更しましょう。
今回は、SMBアクセスでファイルを検索することにした。

クローラー ==> ファイルシステム ==> 新規追加 とたどる
  • 名称はお好みで
  • パスはsmbアクセスなので smb://ホスト名/共有フォルダ名/ とする
  • ホスト名はipアドレスでも可。共有フォルダ名の最後には / をこれが大事
  • クロール対象とするパス * 多分なくても行けると思う
この共有フォルダがID/Passwordで保護されている場合は、ファイル認証で設定する
クローラー ==> ファイル認証 ==> 新規追加
  • ホスト名はお好みで
  • スキームは Samba
  • ユーザー名、パスワードを間違わないように入れる
  • ファイルクロール名称 は上記の名称に合わせる
ここまでできたら、実際にクロールしてみる
システム==>スケジューラ==>Default Crawler ==> 今すぐ開始

NAS側のコンソールにログが表示されるし、FESS側の システム情報==>ログファイル==>fess-crawler.logを見ても良い。

いろいろと言ってくるが、しばらくするとFESSで検索できるようになる。

Linuxで苦労したのは何なんだ!というくらいあっさりと稼働する。性能は、NASのCPU及び割当、搭載しているメモリ量によるかな、と思います。

うまくいかなかったら、削除して作り直せばいいという感じで、お手軽にテストできるので便利です。